☆ 吸血鬼少女とヒロインがちょっと本気 【美少女ヒロインが僕の野望をことごとく阻止する件について 8】
リリーさんに呼び出されました。魔王城の裏手です。
「来てくれてありがとう」
リリーさんが待っていました。
二人きりで会うのは初めてかもしれません。何だかドキドキします。
「魔王、もし私がいなくなったら、私の部下たちをお願いね」
「ど、どうしたんですか?」
「祥華に挑むわ」
リリーさんの瞳はまっすぐです。本気です。
「どうしてですか?」
「あなたは祥華の本気を受けきった。私も試してみたいの」
「危ないですよ! それに祥華さんが本気になるかどうか……」
「心配してくれてありがとう。ひとつお願いをきいてくれる? あなたの血が欲しいの」
「……はい」
リリーさんは僕の首筋に優しく噛みつきました。
こんな風に魔力を送るのは初めてです。
リリーさんは僕のオチン×ンを取り出します。
こんな時なのに大きくなってしまいます。
膣内に導かれます。にゅるにゅると飲み込まれました。
リリーさんは血を吸いながらオチン×ンを搾ります。
僕の身体はもうかなりリリーさんに操られているようです。
たっぷり膣内に射精してしまいました。
「ふう、ありがとう」
「お熱いわね。最後の逢瀬かしら?」
祥華さんの声がしました。
リリーさんは祥華さんをまっすぐ見て宣戦布告しました。
「祥華、リリー・ザ・ヴァンパイアがあなたに挑むわ。本気で戦って」
「死にたいの? 私の本気が受け切れると判断したら本気を出してあげるわ」
祥華さんはコンバットスーツを纏います。まだ手加減するつもりです。
「これでも不死者の一族なの。魔王の力ももらったわ。あなたこそ、死ぬかもよ?」
リリーさんは祥華さんにまっすぐ突っ込みます。肉弾戦!?
祥華さんはリリーさんの拳を受け止めますが、吹っ飛ばされます。
「……へえ、なかなかやるじゃない」
祥華さんが立ち上がると、リリーさんの瞳が紅く輝きます。
祥華さんは反射的に目をそらします。
「私の目を見ないのは流石ね。でも、それで受けきれるの?」
リリーさんがラッシュをかけます。
祥華さんはガードを固めていますが、痛そうです。
リリーさんをまともに見られないので受けきれません。
「そのスーツ、外したら? スーツが無い方が強いのでしょう?」
リリーさんは本気の祥華さんと戦いたいみたいです。
今のリリーさんなら勝てるかもしれません。
「ごめんね、リリー。あなたを侮ってた。本気になるわ……魔王、もし危なく見えたら、私たちを止めて」
祥華さんのコンバットスーツが光に包まれます。
二段変身!?
「セイフティモード解除、コンバットスーツ本来の強化モードに移行。この状態の私と戦うのはあなたが初めてよ」
「本来の祥華の力+コンバットスーツのパワーね。望むところだわ」
これが祥華さんの本気の本気みたいです。
一方的に押されていた祥華さんがリリーさんの拳を受け止めます。
祥華さんはリリーさんの方を向いていますが目は閉じているようです。
そのままリリーさんを捕まえて拳を撃ち込みます。
リリーさんは祥華さんの一撃を受けきります。少し表情が歪みます。
「私だって不死者なんだから、痛いだけ……魔王は耐えたのでしょう?」
その痛いのが問題なんです!
あのときの祥華さんより強い一撃をリリーさんが受けていると考えると、すぐに二人を止めたくなります。
二人は足を止めて打ち合いになります。
もう動き回る余裕は無いのでしょう。
そして互いに拳を振りかぶり、パワーを溜めます。
僕はその隙に二人の間に割って入ろうとします。もう十分でしょう。
二人の拳が交差しようとしたとき、僕はその間にいました。
ああ、そうだよなあ。たぶんこうしなきゃ止まらない。
ここで記憶が途切れます。
「魔王、魔王!」
「あ、目を開けたよ!」
気がつくと二人が僕を抱きしめていました。
「ごめんね、なんとなく解ってたけど、ごめんね」
「やっぱりあなた壊れないのね……流石に気を失ったみたいだけど」
「……リリーさん、祥華さん、邪魔してごめんなさい」
「そうね、結局勝負は解らなくなっちゃったわね」
「リリー、あなた強いわ。ここまで本気を出したのは初めてかもしれない」
「祥華、私は本当はあなたが結構好きかもしれない。本気で戦ってくれたし、本気で私と戦えたし」
「私も本気を受け止めてくれるのは、リリーだけかもしれない」
「でも、魔王は譲れないわ」
「そうね、コイツは私のモノだし」
二人が僕を押し倒します。何か息が合っているみたいです。
二人でオチン×ンにキスします。こんなに仲良かったでしょうか。
僕は抵抗できません。この二人に逆らうなんて怖すぎます。
リリーさんと祥華さんはオチン×ンを挟んで舌を絡め合います。
いつものように奪い合う感じではありません。
僕が射精すると二人で仲良く分けてしまいます。
このまま二人で口付けして精液を口移しに交換しているようです。
口付けしたままオマ×コを並べて僕に見せつけます。
僕は二人のオマ×コを交互に犯します。
射精が始まったのは祥華さんの膣内でした。
そのままリリーさんに移って出し切ります。
「祥華、決着が着くまで魔王は二人の共有財産ね」
「いいわよ、リリー。それまではあなたにも分けてあげる」
博士が助けに来るまで僕はずっと搾られました。
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